統合オブジェクト・チェーニング

統合オブジェクト・チェーニングを使用すると、複数の統合オブジェクトを作成し、これらをご使用の Z and I Emulator for Transformation アプリケーション内で単一のメジャー・タスクにグループ化できます。各統合オブジェクトが 1 つのサブタスクを実行し、統合オブジェクト・チェーンがメジャー・タスクを実行します。アプリケーションが実行されると、同じ接続を使用して、統合オブジェクトが順々に実行されます。

マクロを右マウス・ボタンでクリックして統合オブジェクトを作成するときに、「チェーニングされた統合オブジェクトの作成」を選択します。次に、その統合オブジェクトをチェーン内の最初のオブジェクトにするか、中間のオブジェクトにするか、最後のオブジェクトにするかを指定します。チェーン内には、複数の中間統合オブジェクトを置くことができます。この統合オブジェクトの開始状態および停止状態を示すラベルを入力します。チェーン内の最初の統合オブジェクトには開始状態ラベルがなく、チェーン内の最後の統合オブジェクトには停止状態ラベルがありません。状態ラベルは、チェーン内の統合オブジェクトが正しい順番で処理され、そのつど正しいデータが渡されることを保証する必要があります。

このセクションでは、統合オブジェクト・チェーニングについて詳しく説明し、ZIETrans アプリケーション内で統合オブジェクト・チェーニングを使用する方法を示します。