マクロとホスト端末
画面のセットを定義する XML スクリプトをマクロといいます。各画面には、画面の説明、画面に対して実行するアクション、および アクションが実行された後で表示される 1 つまたは複数の画面セットが含まれる。
ZIETrans は、ホスト・アプリケーション・プロセスの速度およびカスタマイズを高めるためのマクロ・ベースのカスタマイズをサポートしています。マクロは、次の機能で使用できます。
- マクロ実行アクションやマクロ・トランザクション実行アクションなどのアクションとして。マクロの実行は、画面イベントとして実行される最後のアクションでなければなりません。詳しくは、『アクション』を参照してください。
- 特定のホスト接続を接続または切断するため。詳しくは、『マクロ』を参照してください。
- 統合オブジェクトを生成するため。詳しくは、『統合オブジェクトの作成』を参照してください。
- 変換で使用する。詳しくは、マクロ・キーを挿入を参照してください。
- 画面スキップ
- 画面スキップ・マクロは、途中の画面を表示せずに、1 つの画面から別の画面へとユーザーを導くナビゲーション・マクロです。
- プロンプト名
- プロンプト・マクロには、ホスト・セッション中にユーザーに入力を要求するステップが含まれています。ユーザー・リストからプロンプトを設定することもできます。例えば、プロンプト・マクロを使用して、ホスト・アプリケーションにログインする前に、ユーザーにユーザー ID とパスワードの入力を要求することができます。 注: ユーザー・リスト・プロンプトは、接続マクロでのみ使用できます。
プロンプト・マクロは、開発者が定数の値、またはグローバル変数から取得した値を提供するために使用することもできます。
- 抽出
- 抽出マクロには、ホスト画面情報をストリング、ストリングのリスト、またはテーブルとして抽出するイベントが含まれています。例えば、抽出マクロを使用して、ディレクトリー・タイプのホスト・アプリケーションに接続し、そのディレクトリー内での検索の結果を抽出することができます。
ZIETrans Toolkit に記録またはインポートされているマクロは、ZIETrans マクロ・ファイル (.hma) に保存されます。プロジェクト内で定義されているマクロを見るには、ZIETrans Toolkit の 「ZIETrans プロジェクト」ビュー内の「マクロ」ノードを展開します。
ZIETrans には、ZIETrans マクロの表示と変更に使用できる 3 つの異なるエディターが用意されています。マクロ・エディター、拡張マクロ・エディター、および Visual Macro Editor です。Visual Macro Editor が ZIETrans マクロのデフォルト・エディターです。マクロ名をダブルクリックすると、Visual Macro Editor が開きます。Visual Macro Editor について詳しくは、「Visual Macro Editor」の章を参照してください。
マクロ・エディターを開くには、マクロの名前を右クリックして、「アプリケーションから開く」>「マクロ・エディター」を選択します。
拡張マクロ・エディターは、マクロ・エディターの「概要」ページから開きます。拡張マクロ・エディターについて詳しくは、「Visual Macro Editor」を参照してください。